パウル・クレツキのワーグナー・アルバム(Columbia 33CX1129)をジャケ買いしました。絵は Otto Knille の「タンホイザーとヴィーナス」。A面の「タンホイザー」〜序曲、ヴェヌスブルグの音楽は、ブレイン時代のフィルハーモニアの唯一の録音であり貴重です。B面の「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死は、オーケストラのみの演奏で、前年フルトヴェングラーと全曲録音を成し遂げている自家薬籠中のものです。
45回転のモノラルEPレコード、Columbia SED 5547 のB面の1曲目。私の落手したレコードは、状態が良くありませんが愛聴しています。指揮は「フィルハーモニアを作った人々」の一人、ジョージ・ウェルドン (1908–1963)で1956年3月14日に録音されました。2曲目はドリーブの歌劇「シルヴィア」からピチカート。A面はロンドン交響楽団で「G線上のアリア」と「ガヴォット」です。
ドリーブのバレエ音楽「シルヴィア」の全曲盤(RCA Victor LM-2036)。1954年録音。指揮者は、ジョン・ハントのディスコグラフィー『フィルハーモニアを作った人々』に登場する一人で、当時サドラーズ・ウェルズ・バレエ(のちのロイヤル・バレエ)を振っていたロバート・アーヴィング(1913-1995)。