ウィルヘルム・フルトヴェングラーとユーディ・メニューインの友情の証として1953年4月に録音されたベートーヴェンの3曲。オリジナルのLPは、ヴァイオリン協奏曲が HMV ALP 1100とロマンス2曲がメンデルスゾーンの協奏曲(BPO)の埋草で発売された HMV ALP 1135。CD時代もSACDとなって漸く1枚物となりました。
Wiliam Lover, trombone
Horace Barker, trumpet
Eric Harrison, piano
Dennis Brain, horn
Thomas Beecham, direttore
Royal Philharmonic Orchestra
Abbey Road Studio No.1, London, March 29th, 1947
ホルン吹きには外せない曲。Decca K 1142-44。1945年1月26日に組曲で録音され、1947年3月7日に第3面が再録音されたもの。デニス・ブレインの方は1945年1月26日はセントラル・バンドの米国演奏旅行中。1947年3月7日は在ロンドン。スタンフォード・ロビンソン(1904-1984)は「フィルハーモニアを作った人々」に名前を連ねていませんが、プロムスで複数回ブレインの協奏曲の伴奏指揮をした人です。