ジョージ・マーティンは若い頃、クラシック音楽のレコーディング、デニス・ブレインが参加していたカール・ハースのロンドン・バロック・アンサンブルの録音をプロデュースしたことは知られています。そのジョージ・マーティンがラテン音楽の「ロベルト・イングレスと彼のオーケストラ Roberto Inglez and His Orchestra」の録音にしばしばデニス・ブレインを起用した、というのです。
【参考CD】
Vocalion CDEA6062 ROBERTO INGLEZ & HIS ORCHESTRA / Come Closer To Me
Vocalion CDEA6095 ROBERTO INGLEZ & HIS ORCHESTRA / Volume 2 Melody Maker
Vocalion CDEA6131 ROBERTO INGLEZ & HIS ORCHESTRA / Volume 3 High in Sierra
Oliver Nunnさんの動画コレクションでまたも珍しいLPを発見しました!1952年6月、フルトヴェングラーとトリスタンの録音を終えたばかりのフィルハーモニア管弦楽団がワルター・ジュスキントとパーロフォンに録音したボロディンの歌劇《イーゴリ公》から序曲、ダッタン人の行進、ダッタン人の踊りの3曲。序曲でのデニス・ブレインのソロ(3'46")絶妙ですね。オーケストラもまだフルトヴェングラーの魔法がかかっているようで、なんか凄いことになっています。
9, 10, 11, 12, 13, 14, 16, 17, 18, 19, 20, 21 and 23 June 1952, Kingsway Hall