憧れのデニス・ブレイン

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460.ティナ・ブレインの写真

name: 夢中人 - 2003年04月02日 19時33分48秒

イギリスホルン協会誌「ホルン・マガジン」最新号(Vol.10)は、昨年11月に行われたデニス・ブレインの楽器アレキサンダー披露式典の特集号です。表紙に姪のティナ・ブレインが登場しています。イギリスホルン協会のHP、Horn Magazineのメニューで見ることが出来ます。


459.2003年3月新譜

name: 夢中人 - 2003年04月01日 23時10分29秒

ダットン・ラボラトリーズからあのデニス・ブレイン/ボブ・シャープレス楽団のLPレコード「コントラスツ イン Hi-Fi」(1957年2月1日録音)がCD復刻されました。いつかきっとダットンのこのシリーズから出ると思っていました。

Vocalion LP Era discs

CDLK 4169 (2 on 1) Bob Sharples & His Orchestra with Dennis Brain & Bobby Pratt solos - Contrasts In Hi-Fi & Dimensions In Sound

ボブ・シャープレス
テッド・ヒースやジェラルドと同様、1930年代の軍楽隊時代から指揮者、編曲者として活躍。戦後はテレビ出演やDECCAにThe Sound of Music、Gypsy、America On The March、Battle Stereoなどのレコードを録音したイージー・リスニングの草分け的存在。

458.モーツァルト/ホルン協奏曲第3番

name: Favart - 2003年03月30日 23時00分42秒

ブレインとヴェスコーヴォ、私も聞きなおしてみました。ブレインのイギリス紳士風の正統的、模範的な演奏。風格を感じます。ヴェスコーヴォのモーツァルト。旧録音(モノラル)の方は若さあふれるはつらつとした演奏。演奏する喜びに満ちあふれた印象を受けます。私のお気に入りです。新録音('72ステレオ、43才)はやや丸みを帯びた音色で普通のホルンの音に近くなってしまったけれど、なめらかで美しい演奏と思います。


457.1957年2月

name: 夢中人 - 2003年03月30日 16時09分23秒

1957年2月の録音セッション〜コンスタンチン・シルヴェストリとのチャイコフスキーの交響曲、アルチェオ・ガリエラとのロッシーニ/歌劇「セヴィリアの理髪師」〜には「悲愴」交響曲を除いてホルンの重要なソロがあり非常に興味深いものがあります。

2月15日と18日、デニス・ブレインはBBCで例のブラームス/ホルン三重奏曲、ベートーヴェン/六重奏曲作品81b、モーツァルト/ホルン五重奏曲といったリサイタル放送の収録がありました。

たとえ以前のように1日に複数の演奏契約をすることが可能であったとしても、2月15、16、18日、あの冒頭の一風変わったアーティキュレーションで知られるシルヴェストリのチャイコフスキーの第4番の録音セッションにブレインとシヴィルの両人が出ることは難しかったと思います。とするとそのソロはエドムンド・チャップマンが取ったかどうか。

スティーヴン・ペティットの伝記によるとEMIはこの年ピアノのエドウィン・フィッシャーとのブラームスやハイドンの協奏曲(1番、2番、2本のホルンのための)録音を計画していたと伝えられます。それに向けてしばし休日を取っていたと考えられないでしょうか。

今日モーツァルト/第3番をブレインの南西ドイツ放送ライヴとピエール・デル・ヴェスコーヴォのレコードで聴き比べました。

よくブレインの音を‘まりも’、ヴェスコーヴォのを‘ゴムまり’に例えますがどちらも飽きのこない見事なもの。ブレインの正確なダブル・タンギングと力強く鳴り響く低音。ヴェスコーヴォのお洒落でいかにも楽しげな吹き方といったら!


456.ナショナル・サウンド・アーカイヴのオンライン検索

name: 夢中人 - 2003年03月29日 1時10分45秒

ナショナル・サウンド・アーカイヴのオンライン検索でBBCアーカイヴや珍しい個人コレクションを探すことが出来ます。以下にその手順です。

1.ナショナル・サウンド・アーカイヴのHP http://www.bl.uk/catalogues/sound.html を訪問。

2.virtual nsaをクリック。(Search the Sound Archive Catalogueはなぜか最近不通)

3.何かしら検索結果が出ますが構わずNEW SEARCHボタンをクリック。

4.Keyword Serachで探している名前(例:Dennis Brain)を入力してSEARCH EVERYTHINGボタンを押す。

5.詳しい内容を知りたいアイテムのチェックボックスにレ点を入れてPRINT CAPTURE ボタンを押す(複数指定可能です)。

7.メールアドレスを入力しEMAILボタンを押す。

8.送信者名SIRSIで検索結果がメールされる。


455.SotoneのCD

name: ズィコフ - 2003年03月21日 18時56分15秒

SOTONEのCDは、↓から購入できます。
http://www.sotone.com/index.html
値段も安いですし、すぐに送られてきますので
お勧めです。デニスだけでなく、父の録音に
フランスの名手:バルボトゥー、チェコのシュテフェックらのトリオ、
ロシアの名手:ヤコフ・シャピロの録音も手に入ります。
4枚まとめて買っても¥7000しません。
演奏はどれも素晴らしいです。シャピロ達のシューマンの
コンチェルトシュテュックは、あまりにも強烈なヴィブラートに
面食らう人もいるかもしれませんけど。
HPで試聴も出来るのが嬉しいです。

ズィコフさん、お久しぶりです!CDのご紹介ありがとうございました。以前この掲示板に日本では購入出来ないと書きましたので早速その部分削除しました。 夢中人

454.デニス・ブレイン鑑賞会

name: 夢中人 - 2003年03月16日 16時15分47秒

今日夜、神戸で音楽鑑賞グループの方々向けに「伝説のホルン奏者、デニス・ブレイン」と題したレコード(CD)鑑賞会をやります。なにしろはじめての体験ですので、一体どうなることやら今からドギマギしているところです。(資料を共有フォルダに貼りつけました。)

鑑賞会無事終了。メンバーの方々は、みなさん耳の肥えた方ばかりとはいえ、2時間もホルンの音楽ばかりで退屈されはしないかと心配しましたが杞憂に終わりました。好評だったのはシューベルト/「流れの上で」、ブラームス/交響曲第1番第2楽章、デュカ/ヴィラネル、マスカーニ/カヴァレリア・ルスティカーナ間奏曲。年代を追って解説めいたことをしながらブレインのディスクを鳴らして、特に悲劇性を強調したつもりはなかったのですが、涙を流された方もおられたとか。実は私自身胸が一杯になりながら聴いていました。

メンバーの中にに彩象画家の方がいらして、ブレインの音楽を聴きながら絵を描いて下さいました。近日ご紹介しますので、お楽しみに願います。 3月18日 夢中人

453.ビーチャムの新しいチャイコフスキー・アルバム

name: 夢中人 - 2003年03月15日 14時04分51秒

遅れ馳せながらサー・トーマス・ビーチャム/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)のチャイコフスキー・アルバム(Sony Classical SMK 87875、P2002)入手しました。

「小ロシア」という名前のついた交響曲第2番、オーケストラの鋭いアタックとともにデニス・ブレインのソロで始まります。それにヴィブラートを効かせたグィディオン・ブルック(fg)のソロが続き、聴いていてほとんど夢見るような心地です。

第2楽章始まってすぐ、中音の心地良いオブリガード・ソロがあり、ブレインはここでも素晴らしいのですが、ビーチャムの設定した今にも止まりそうなテンポの遅さといったらどうでしょう!

幸い同じ曲を若い頃のカルロ・マリア・ジュリーニがフィルハーモニアを振ったレコードがありタイミングが6分55秒なのに比べ、RPOは9分18秒もかけて演奏します。

ふつうチャイコフスキーといえば、4番から6番ということになりますが、ビーチャムという指揮者は交響曲全集以外ではあまりお目にかかれない曲でも、極めて音楽的に聴かせることにかけてはまさに天下一品です。

アルバムのもう1曲はお馴染みの組曲「くるみ割り人形」で、こちらは以前EMIから出たもの(CDM 7 63380 2、P1990)と同じ録音です。音がとてもふっくらして、ジェラルド・ジャクソン(fl)やジャック・ブライマー(cl)のソロも大変明瞭になった印象を持ちました。

また日付けのことで恐縮なのですが、この演奏はマイク・グレイのディスコグラフィーで1953年12月にウォルサムストウ・タウン・ホールで行われたもの、とされていましたが新しいCDのブックレットでは1954年2月12日と3月12日と改められました。

とすると別の録音?となりますが、小序曲で指揮者のビーチャムがトントントンと足踏みをする箇所があり、EMI盤にもSony盤にも入っていますので同じ演奏ということになります。


452.ホルン信号

name: もーさん - 2003年03月12日 1時08分04秒

初投稿です 高校時代(2*年前)に、モーツアルトの協奏曲を聞いて以来のブレインファンです。
最近、SOTONEのCDをオークションで入手しました。
デニス・ブレインのオーケストラでの素晴らしい演奏に感動しました。
ハイドンのホルン信号の1楽章は、国内版でも聞くことが出来ますが、4楽章は今回初めて聞き、ブレインとセクションメンバーの見事な演奏に感嘆しました。
こうなると、更にホルンの名人芸を散りばめた2・3楽章はないの?との思いが募ります。
CDの写真を見ると、N.Sanders氏とA.Cursue氏の楽器はB♭/HiF、E.Chapman氏はアレキ13の様に見えます。この時代に、既にディスカントダブルが使われていたのでしょうか?録音された52年は、ブレインがラウーからアレキに変えた年であることを考えると、大変興味深いです。

もーさん、はじめまして!これからも遊びに来て下さい。ハイドン/ホルン信号の件、全く同感です。SOTONEのCDは、ベートーヴェン/フィデリオのレシタティーヴォ「悪者よ」などEMI盤より音が良く、他にない曲が多いので楽しめます。 夢中人

451.ピッカ教授、サイトにブレインを掲載

name: 夢中人 - 2003年03月09日 22時14分06秒

ハンス・ピッカ教授のサイトにデニス・ブレインが登場しました。「オーケストラの楽器」から取ったらしいジークフリートのホルン・コールの「音」と写真が2枚。1枚はとてもブレインらしい表情ですが、ちょっと疲れているようにも見えます。


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