憧れのデニス・ブレイン

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520.夏は来ぬ

name: 夢中人 - 2003年07月19日 12時27分24秒

坂本さん投稿ありがとうございました。ホルン吹いてますか?夢中人の語りはいつも昔話なので時代を同じく過ごしてこられた方と楽器を通じて共感できるのはとても楽しいです。それほど深い魅力に富んだ楽器ではないでしょうか。

少し気だるい夏の朝、サー・トーマス・ビーチャム/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のヘンデル=ビーチャム編/組曲「忠実な羊飼い」(Sony Classical SMK87780、P2002)を聴きました。

ビーチャム編というのはヘンデル=ハーティ編/組曲「水上の音楽」とはニュアンスが違っていて、ビーチャムが知られざるヘンデルのオペラのアリアや合唱曲などをご自慢の管楽器奏者が活躍するようにアレンジしたもののようです。

ヘンデル=ビーチャム編にはほかにも「意匠の起源」「バースの愛」「神々は物乞いに出掛ける」「大失踪」「アマリリス」など風変りなタイトルの曲がありますがイギリス人好みの、バッハ=ストコフスキー編とはまた違った世界がそこにあります。

上記SonyのCDはブレイン時代の録音で現在のところ唯一のアルバムでビートの効いたリズムに乗ってブレインの例の丸いスタッカートが聴けます。

とか書いているうちにザーッと雨が降ってまたすぐ上がりました。


(過去の投稿)

夏、イギリス、水上の音楽



519.21日(月)放送予定のベルリン・フィルハーモニー八重奏団

name: Favart - 2003年07月18日 23時56分53秒

7/21(月)朝10:00〜10:55。NHK-BS2にて下記の曲目が放送されます。
どの曲にもホルンが入っているようですが演奏者が誰だか分りません。聴いてのお楽しみ。それにしてもNHKの番組表は相変わらずです。肝心なところが・・・。
ベートーベン「七重奏曲 変ホ長調 作品20」
ロッシーニ「四重奏のための6つのソナタ第3番ハ長調から第2、第3楽章」
シューベルト「八重奏曲 へ長調 D.803から第3楽章」
ベルリン・フィルハーモニー八重奏団
東京・サントリーホールで録画


518.レスポンス

name: 坂本直樹 - 2003年07月14日 23時17分58秒

懐かしい演奏会でした。
タックウェルは実演を聞きに行った時は、あんな体を振り回すような(いやいや吹いているみたいに見えますね)アクションは気付きませんでしたが。ケルテスの指揮で吹いたシュトラウスなんかは、ブレインよりも暗めの音でストレートな演奏だったと思いました。金属アレルギーで、プラスティックのマウスピースを使っているとテレビで解説をされていた記憶があります。
我が愛するメーニッヒを使うダムは、うまいと思うのですがどうも好みではありません。あの演奏ではレパートリーが限られてしまいそうです。
バウマンも好きではないのですが、実演であれだけ吹けたらやっぱりすごい!と思いました。でも、極端に走ってしまいますよね。
次回はヴラトコビッチとかパイアットとか、ついでにフィリップ・ジョーンズ・ブラス・アンサンブルなんかもやってほしいですね、アイファー・ジェームズで。


517.ダム、タックウェル、バウマン

name: Favart - 2003年07月13日 23時26分28秒

奏法や楽器のことは全く分りませんが、3人の名手の演奏を興味深く聴きました。3人の中ではダムのシェックの協奏曲が気に入りました。ダムのことを「ビロードのような」と解説していましたが、こまやかな持ち味はなかなかすばらしいと思います。タックウェルはダイナミックなところが持ち味なのでしょうが、ややもするとエンターテイナー的な要素も感じます。バウマンは私にはあまりピンときませんでした。


516.あさってのN響アワーはホルン特集

name: Favart - 2003年07月11日 22時34分43秒

7/13(日)21:00〜22:00
− 名演奏プレイバック 黄金の音色・これがホルンだ −
1.シェック/ホルン協奏曲
ホルン:ペーター・ダム、指揮:秋山 和慶
2.シュトラウス/ホルン協奏曲 第1番 変ホ長調 作品11
ホルン:バリー・タックウェル、指揮:ベリスラフ・クロブチャール
3.シューマン/4本のホルンのための小協奏曲 ヘ長調
ホルン:ヘルマン・バウマン、田中 正大、松崎  裕、山本  真
指揮:ハインツ・ワルベルク
管弦楽:NHK交響楽団  〜NHKホールで録画
録画は1982年以降のようです。

司会の若村さんが「同じ楽器とは思えませんね」と言ったとおり、ダムとタックウェルのシングル・ホルンとダブル・ホルンの音色の違いがよく出ていました。タックウェルのアクションも決まっていましたね。シューマンで伴奏に千葉馨さんが座っておられたのが印象的でした。 7月13日 夢中人

515.(欠番)


514.プロムス2002 ラスト・ナイト・コンサート

name: Favart - 2003年07月10日 23時03分03秒

イギリスはあまりに遠いので、せめてテレビで見たいと思います。
NHK-BS2、明日深夜、7/12(土)0:00.30〜(スラットキン指揮)
長時間のクラシック番組は深夜に多くあり起きているのが辛いですが、最近HDDビデオ・レコーダーを購入し、重宝しています。ちなみに、私のはT社製ですが、音声は圧縮なしのリニアPCM録音ができます。BSのBモードはCD以上の音質(サンプリング周波数48kHzでしたっけ?)。かなり安かったですよ!


513.プロムス

name: Favart - 2003年07月10日 0時21分26秒

夢中人様はプロムスをご覧になったのですね。
冬の長いイギリスでは夏の時間がことのほか大切にされているようです。
特に夏冬の日照時間の差が日本に比べてかなり大きいとのこと。
(今年イギリス留学から帰ってきた後輩に聞きました。)
夏の終わりのプロムスはひとつのお祭りのようなものでしょうか?
テレビで見ているとステージの前あたりに広場のようなスペースがあり、床に座って聞いている人が大勢いました。場合によっては寝ながら聞くこともできそうです。日本人のコンサート感覚とは少し違うような・・・。
ホルン奏者の足のくみかえも、かなりリラックスした行事のためかもしれません。
それにしても、聞きに言ってみたいですね。

今年のProm1(BBCプロムナードコンサート1日目)は7月18日。レナード・スラットキンの指揮でショスタコーヴィチ/祝典序曲ほか。9月13日のスラットキンによるProm73(ラストナイト)まで毎日延々続きます。この期間ロンドンへ行かれる方は是非!→http://www.royalalberthall.com/ 夢

512.久しぶりに書き込みさせて頂きます

name: 大トトロ@totoro's room - 2003年07月07日 20時07分54秒

普段はROMにて楽しませて頂いています

ところで、先ごろYahooオークションに
 ■非売品■デニス・ブレイン/松本零士
 http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b38918902
という物が出品されていました(現時点で入札終了まで残り15時間)
18ページほどなのであまり内容的に多くのことは描かれていない
とは思いますが、夢中人さまはこの漫画はご存知でしょうか?

大トトロ様

単行本の存在は知っていました(→デニス・ブレインの漫画)が100冊の限定本のことは知りませんでした。スゴい方がいたものですね。驚きです!因みに単行本は有り難くも当サイトの常連様に頂きました。 夢中人

511.戻ってこなかったデニス・ブレイン

name: Favart - 2003年07月07日 0時26分43秒

三浦淳史著「レコードを聴くひととき」の「デニスとカラヤン」にもクレンペラー事件のことが書かれています。こちらではレッグが急遽夜のセッションの曲目を変更し、「デニスはリハーサルに出てくることを約し、何事もなかったようにふるまった。・・・」とあり、録音は継続されたのかと思っていました。実のところはデニスは戻って来なかったということですね。
クレンペラーの横暴さが目に見えるようです。この事件はブレインの身勝手で起きたのではなく、芸術家としての真摯な態度の表れと思います。(自分の納得できない演奏はしたくない。)ロシアの二人組みの身勝手とはわけが違います。


Favart様

デニス・ブレインは逐電してしまいましたが、指揮者とピアニストがお互いに譲らずに振り(弾き)きってムチャクチャになってしまった(クナとバックハウスだったかしら?)話もありましたね。

ちょっと違うかもしれませんが、1992年BBCプロムスでのこと。指揮者はアレキサンダー・ラザレフ。曲はしみじみとしたリヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」。BBC交響楽団の首席トランペット氏が最初の3曲が全休のためか楽器を横に置いてずーっと足を組んで座っている。でたまに組み直す。御存知のとおり会場のロイヤル・アルバート・ホールはすり鉢状になっていて一番上に座っている金管奏者はとても目立つのに。

ブレインゆかりの曲と場所で夢中人は大変楽しみにしていたのですが、日本ではあまり見ない光景なので気になるやら、呆れるやらであまり曲に集中できませんでした。

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