憧れのデニス・ブレイン

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810.『ミケランジェリ-ある天才との綱渡り』

name: CATO - 2004年08月05日 21時45分07秒

アルファベータ社、第1刷 2004年6月20日、をラベルの協奏曲録音について何か新ネタないかどうかをを期待して買いました。お目当てについては何もなかったです。残念。しかし、しかし、練習での生の声が入っているCDに大満足です。どの章を読んでも、努力する天才(ブレインも同じ)に感服です。
朝日の書評でも書かれていましたが、最近亡くなられたクライバーを無視して録音準備する天才の記述は興味津々でした(クライバーファン ごめんなさい)。また、「いったい何をコネくりたいの?」という雰囲気で、チェリビダケを見るような写真も最高です。


809.やはりブレイン

name: CATO - 2004年08月03日 20時26分23秒

近藤さんの二番の名演をきっかけにモーツアルトの協奏曲二番をしつこくいろんな演奏で聴いています。
言うまでもない結論=ソロ楽器として操れているのは、ブレインだけ。
ヴラトコヴィチも捨てがたい。

バボラークよ、早く一回目の録音をしてください。


808.祝◎英国空軍中央音楽隊、ギル・シングルトン楽長就任記念

name: 夢中人 - 2004年07月29日 0時25分28秒

1944、45年米国演奏旅行の写真をやりかえました。既に掲載ずみのものが殆どですがサイズを大きくしクローズアップもあります。詳しくはこちらです。


807.「マーラー4番/クレツキ/POのホルン 」一旦〆め

name: CATO - 2004年07月19日 15時13分33秒

報告を待つことにします。

また、放送録音の新発掘を楽しみにしておきます。


806.最近ダンマリですが

name: 夢中人 - 2004年07月19日 10時47分06秒

ブレイン四方山話で細々と語っています。

デニス・ブレインの演奏の特徴は、

1.千葉馨さんの言葉をお借りして「ひっちゃぶいた」ようなフォルテッシモ
2.短い音の場合、フ(プ)ゥッ、フ(プ)ゥッ、フ(プ)ゥッみたいにちょっと押すような独特の発音
3.話題の低音
4.正確な音程
5.優雅な節回し

などが思い浮かびます。どのレコードも凡庸なところがなく大満足でした。中でも状態の良いモノラルやヒンデミットの協奏曲など真正なステレオ録音で聴けるということは、幸せ以外のなにものでもありません。そんな1955年以降録音の中にもし彼が参加していないものがあってもレコード会社ならびにその利害関係者がそんな売上に響くような注釈をする筈もないですよね。逆に百ぺん聴いても確信できないからと言っても誰にも信じてもらえない。ここはさらに英国発の確証が出るまで釣り人の気持ちで待ちたいと思っています。


805.マーラー4番/クレツキ/POのホルン

name: CATO - 2004年07月18日 20時52分28秒

Favart様、そして近頃沈黙あるいは充電気味と思える夢中人様へ。
しつこく持ち出して恐縮です。

私の耳では、どうも弾けかたがブレインでないようなという危惧があります。また、シヴィルを繰り返して聴くうちに、シヴィルもうまいなあという思いを強くしています。シヴィルとブレインは似ているようで、弾け方に差があります。(ほんなら テメーで納得しろ!?)

懸案などと言わず、素晴らしいホルンセクションの遺産を誰もが認めるように享受すればいいのですが。

Favartさんがおっしゃるように、誰か実証家がインタヴューにイギリスへ行って訊けばすっきりですね。自分で行きたいなあ。


804.マーラー4番/クレツキ/POのホルン

name: Favart - 2004年07月18日 19時25分38秒

CATOさん。残念ながらそこまでは書かれていません。夢中人さまの「EMIからの返信」(過去ログ390)とマーシャルの本(ブレイン説)からブレインと考えて良いのではないでしょうか。私の方はこの録音を聞いたことがありません。CATOさんの耳鑑定はいかがでしょうか?PO団員や録音関係者の証言などあればはっきりするでしょうが。
「聖アンソニー」の方は私が聞いてもブレインでない気がします。


803.ご教示ください

name: CATO - 2004年07月18日 0時58分04秒

Favartさん、この本の記録では、マーラー4番/PO/クレツキのホルンの一番、二番は誰ですか?


802.放送局の役割、他

name: Favart - 2004年07月17日 23時40分09秒

「通りすがりのものですが…」さん、ありがとうございました。
「日本のNHKとは違い、ドイツの放送局ではこのように専属のオーケストラを使って、積極的に放送音源や共同制作による録音をCDとしてリリースしています。」
イギリスのBBCも音源だけでなく映像もしっかり保存していて、EMIから「クラシック・アーカイブ」としてDVDが出ています。さすがにフィルハーモニア/ブレインはないようですが、ソシエテ/テヴェ、バルボトゥ(?)の貴重映像が収録されています。NHKに過去の放送音源について問い合わせても「ありません。」とか言われてがっかりしたことが何回かあります。「文化遺産」を扱っているという意識が足りないのでは?CD化についても「CD会社がすること」としか考えていないのも問題。
フランスの放送局もORTFの録音や映像を残していますが、ソシエテの録音、録画を怠っていたところは残念。
(北ドイツ放送交響楽団とハノーファー北ドイツ放送フィルは別ものでした。)

Pettittの「フィルハーモニア管弦楽団・完全ディスコグラフィー(1945-1987)を偶然手に入れました。これまたすばらしい本ですね。録音年月日、録音場所、曲目、演奏者、レコード番号(初出、再発すべて)が網羅されています。この本とマーシャルの本を照らし合わせればブレイン不在の録音が本当に不在か検証できますね。ハース/LBEのハイドンの聖アンソニー・ディヴェルティメントがブレインでなさそうな話もあるし、耳判断が重要なようです。
CATOさん、私も若い頃のブレインがのびのびしていて好きです。


801.ジュスキントとのモーツァルト二番

name: CATO - 2004年07月17日 20時33分47秒

遅ればせながら、PearlというレーベルのCD(GEM 0026)で聴いています。カラヤン版より自発的で伸び伸びしてすばらしいです。特に二番の三楽章はホルンらしさが格別よく出ていると、この自由な演奏で再認識です。

前々からブレインの装飾音の素晴らしさはとにかく別格という言葉で片付けるにはもったいないほど別格なんですが、それがこの録音からも伺えます。なんでホルンであんなコントロールが可能なんですかね。

テープでしか聴いてなかったガリエラとのRシュトラウスもCDで聴けてご機嫌です。この演奏もサヴァリッシュとは違う伸びやかさがあっていいですね。

とにかくソロ楽器としてのホルンを示したのは(ホルンソリストであったのは)、ブレインが最初で最後です。


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