憧れのデニス・ブレイン

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740.(削除)


739.オイストラフとバウアーのシューベルトOp.162

name: Favart - 2004年03月20日 21時38分38秒

何を隠そう、オイストラフが1960年代後半に来日した時に私は演奏会を聞きに行っているのです。歳が分かってしまいますが・・・、当時私は高校生でした。無論、海外の一流演奏家のチケットを買うほどのお小遣いもなかったのですが、たまたまチケットを友人にもらい心震える思いで演奏会に行きました。今では残念ながら当日の曲目、演奏をほぼ忘れてしまっています。けれども、ただ1曲、シューベルトのヴァイオリン・ソナタOp.162(D574)の印象だけはしっかりと頭に焼き付いています。この演奏会のリハーサル風景が某民放(フジテレビor日本テレビ?)で放送され、記憶に新しい演奏を脳裏にしっかりと焼き付けたのだと思います。テレビ放送で、ソナタの冒頭のフレーズを演奏する時にオイストラッフはフリーダ・バウアー(女性の演奏家)に「自分の故郷に帰った時のような気持ちで・・・」と言っていたのを思い出します。なるほどと思います。
オイストラフとバウアーのこの曲はプラハ音楽祭(?)の録音が残っていて、後にCD(LE CHANT DU MONDE FR 254019)で発売されました。オイストラフの音はそれほど美しいとは思いませんが、音楽は心がこもっていてすばらしい。

最近、私のメールからにウィルスが見つかったと某所から連絡がありました。少し前から添付ファイル付きの「Re:・・・」のメールが毎日のように数通届いていて、これが怪しいようです。最新のウィルス・ソフトでは私のパソコンからウィルスは検出できませんでした。皆様もご注意ください。ちなみに、ウィルス名はW32/Netsky-Dとのこと。


738.Mission Impossible

name: CATO - 2004年03月20日 18時21分42秒

さて、Testamentのクレンペラー/シヴィルのCDの解説書で、カラヤン/ブレイン後のモーツアルト協奏曲の録音について、また、シヴィルのことを述べた文章の題名が「Mission Impossible」です。ズバリの標題ですね。この文章は興味深くて、読み通すことができました。いつか要約をご紹介します。
シヴィルの一途なホルン人生がまとめられています。また、完璧なピッチなど彼の演奏の特色が指摘されています。このクラスの人間しかブレインの横では吹けないんですね。感動しました。BBC legendsでブレイン-シヴィルの2ホルンが聴けます。この組み合わせの素晴らしさがよく判ります。あのころ彼らは凄すぎた。


737.ダヴィッド・オイストラフ(1908-1974)

name: 夢中人 - 2004年03月20日 12時22分30秒

ダヴィッド・オイストラフ(1908-1974)左の絵は私が30年以上前に戯れに描いたものです。あの頃ベートーヴェンやブラームスの協奏曲はオイストラッフとフランス国立放送管弦楽団(ORTF)の演奏が決定盤とされていました。

フィルハーモニア管弦楽団と協演したレコードにハチャトリアン/ヴァイオリン協奏曲(EMI CDC 5 55035 2、P1994)、ラロ/スペイン交響曲(Testament SBT1116、P1997)、タネーエフ/協奏的組曲(EMI CDM 5 65419 2、P1995)があります。指揮者はそれぞれハチャトリアン、ジャン・マルティノン、ニコライ・マルコです。

Testamentの解説書に1935年ヴィエニャフスキー国際コンクールで16歳のジネット・ヌヴーに負けたのは(当時支配的だった)反ユダヤ人主義の為と噂されたものの本人は結果に極めて寛容だったとあります。

1956年2月、デニス・ブレインはソリストとしてスコットランドへ演奏旅行中でタネーエフの録音には欠席でした。


735.再認識2

name: CATO - 2004年03月20日 3時58分16秒

毎度バカバカしく、また思い付きを。
デュカスのヴィラネルは永遠に無双の録音ですが、特にラスト近くの短音付の連射と末尾の強い音での締めくくりは、ホロヴィッツがスカルラッティで聴かせるクリアな粒ぞろいと突然の左手の強い打鍵を思い起こさせます。
あと、BBC legendsを聴きなおして思うことは、ブレインは2ホルンの場合、ソリスト風奏法を控えているような気がします。当然ですが。
長生きしていれば、今風の二重録音が、とんでもない出来栄えで残っていたでしょう。4ホルン作品も多重で残したでしょう。


734.再認識

name: CATO - 2004年03月17日 21時14分51秒

「727」で嬉しがって、末端スピーカーを替えた話をしましたが、実は驚きの連続です。そして、いつものブレイン讃を。
いまさらながら、BBC legendのブラームス ホルントリオ(1957年1月録音)に仰天しています。スタジオ録音との記載ですが、私が思うに、パートナーのバイオリンとピアノが、従来の常識では測れない、とんでもないホルン吹きに触発されて、ブラームスの渋さドイツ的とかを忘れて奮闘しているようです。早くテイクを終えて、飲み食いに行こうとういうようなのりに乗ってる録音です。ブレインは本当に素晴らしい。今回例えを言うなら、ブレインは常にたっぷり墨を含んでいる魔法の筆を操る書家です。流麗、くっきり、カスレが思いのままで、けっして枯渇することが無い。並みのホルン奏者でも、ある箇所は流麗に歌っても、その後に来る何気ないような簡単そうな中低音のpa pa pa paが出ないものです。そんなの全くなしの天性の音とフレーズ。再認識しきりです。いやはや、凄すぎる。


733.Isabel、Blanche、カラヤン/POの間奏曲集

name: Favart - 2004年03月13日 22時01分33秒

ハイティーンのIsabelの印象しか残っていないFavartですが、いやはや色っぽい女優に成長しましたね。
Corbisのサイトで私はMoyseを検索してみました。
なんと、Blanche Moyseおばあちゃんの登場です!ブランシュはマルセル・モイーズの息子ルイ・モイーズのお嫁さんでした(後年に離婚)。マルセル(Fl)、ルイ(Pf,Fl)、ブランシュ(Vn)の3人でモイーズ・トリオを組みヨーロッパ、アメリカで活躍。ブランシュはマルセル、ルイと米国へ移住後、マールボロで指揮者として活動したそうです。
昨夜はカラヤン指揮POのオペラ間奏曲集を聞いていました(日コロムビア盤XL-5111)。カヴァレリア・・・のオルガンやハリー・ヤノシュのホルン・ソロは聞き物です。1950年代のカラヤンのこの演奏を聞くと、すでに「カラヤン流」ができあがっている印象をもちました。


732.Corbis

name: K - 2004年03月13日 0時29分57秒

こんばんは、

Corbisというサイト、初めて知りました。
報道用写真の販売サイトのようですね。

当然私はkarajanで検索してみました。
結構あります。
「カラヤン夫人、サン・トロペの休日」などというのは全く興味ありませんが、なかなか見慣れない構図の写真もあり、楽しめました。

>Favartさん
妙に色っぽいIsabelがいますよ(w。


731.デニス・ブレインのポートレート

name: 夢中人 - 2004年03月11日 23時52分51秒

corbisのウェブサイト http://pro.corbis.com/ で Dennis Brain を検索するとノーマン・パーキンソンが1953年に撮影したアートなデニス・ブレインのポートレートを見ることができます。


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