憧れのデニス・ブレイン

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720.私(わたし)的にはなまるなダブルCD

name: 夢中人 - 2004年02月26日 22時13分33秒

遅れ馳せながら昨年発売のEMI「20世紀の大指揮者たち/サー・トーマス・ビーチャム」を聴いたところまた小さな幸せがやってきました。

モーツァルトのディヴェルティメント第15番第2、3楽章(1947年7月録音)。デニス・ブレインとイアン・ビアズのコンビはラウー・ホルンによる演奏です。下降音型はまるで天国から降りてくるように、低音の吹き延ばしはいとも意味ありげに深遠に響きました。

ほかにワーグナー楽劇「ラインの黄金」から神々のワルハラ城への入場(1947年10月録音)の終了部分やリムスキー・コルサコフの交響曲第2番「アンタール」(1951年12月スタジオ・ライヴ録音)でもブレインの聴かせ所あります。

ブックレットにはブレインとビーチャムの見たことのないツー・ショット写真が掲載されています。

719.ありがとうございます

name: goshikinuma - 2004年02月24日 18時20分16秒

夢中人さまありがとうございました。シヴィルは1989年に亡くなっていたのですね。サイトを見て驚いたのははジョン・バロウズの1974年です。私がジョン・バロウズのLPを買ったのはそのころでした。アメリカのマイナーレーベルですが、ヒンデミットのアルトホルン・ソナタとワイルダーのソナタ第3番でした。これもご紹介したいと思います。
 それにしてもシヴィルは60歳は早いですね。来日のときは何を演奏していたのでしょうか。カラヤンとのブランデンブルクは貴重盤ですね。あの時以来ベルリンフィルにはお呼びがなかったそうですが。LPは持っていません。他にはプーランクのホルン、トランペットとトロンボーンのソナタがありました。
 なお次のアップの予定はペーター・ダムとティルシャル兄弟です。


718.アラン・シヴィル

name: goshikinuma - 2004年02月23日 20時34分25秒

こんばんわ ホルンの部屋にアラン・シヴィルをアップしたいと思うのですが、そのアラン・シヴィルが亡くなったことを知りませんでした。いつ亡くなったのかどなたか教えて下さい。
 シヴィルはモーツァルトの全集を3度も録音していましたが、なぜかハイドンとR・シュトラウスを録音するチャンスに恵まれなったようです。私でもこのシヴィルの録音はあまり持っていません。アーノルドの2番を持っていますが、あとはブリテンのセレナード、ブラームスのトリオ、プーランクのエレジー、モーツァルト3集とロッシーニくらいです。あとは何か忘れているでしょうか。オーケストラではバルビロ―リのマーラー第5番でシヴィルが吹いていました。クレンペラ―のブラームス、チャイコなどもそうでした。
 考えてみましたら、ブレインのソロを聴きたくて買ってみたらシヴィルが吹いていた曲もありました。

717.中溝でした!

name: Favart - 2004年02月21日 21時02分09秒

たまたま本日、夢中人さまのLXT2941と同じ黄色のLXT2941を見つけました。マトリックスのサフィックスも裏表とも1Lで同じ。溝は中溝でした。内溝と外溝の中間の位置に溝があります。私のは外溝なので夢中人さまの中溝の方がオリジナルかもしれません。ただし、黄色のジャケットがコート紙(ツヤあり保護仕上げ)でした。私のはノンコートなのでもしかすると私の方がオリジナルかもしれません。・・・結局よくわからないのです。ちなみに、この録音はLONDONレーベルでもLL番号で再発されていて、そのジャケットは黄色でなく私のと同じ紫色だったような記憶があります。
私のサンプル盤のレーベルはオレンジ色(通常のLXTの色)です。サンプル盤の表示は透明なビニールテープに「SAMPLE RECORD(not for sale)・・・」と注意書きが印刷されています。なお、ブリテンのセレナードは実のところ世間ではあまり人気がなく、安いのが魅力です。
きょうはSPレコードを何枚か手に入れました。仏PATHE、英COLUMBIA、日VICTORなどですが、電気吹き込みのSPは初期LPよりも骨太でしっかりした音です。仏PATHEは針音がほとんどなくLP並でした。(散財、散財!)


716.内溝と外溝

name: 房の助 - 2004年02月21日 19時01分09秒

こんばんわ 
内溝と外溝ですが、これはスピンドルホールの周りに彫られた円状の溝のことです。
穴周りすぐ直径2,3cmのものが内溝、ラベルのふちそばくらいに彫られたのが
外溝とよばれ、内溝のもの方が初回に近いといわれています。
がしかし、これはプレスする機械によっても変わりますので、音はどちらがよいかは同じマトリクスだと聴いてみないとわかりません。

Favart様
Deccaの初期のサンプル盤とはどんなラベルなのでしょうか?

ヒットしたアルバムの初回を探すのは至難のわざですね>ビートルズしかり
現在英盤レコードの価格は世界中で高騰してるのでなおさらです。

夢中人様
ほかにもメタル・マザーやスタンパーの番号(いわゆる初回プレスや初期盤を特定するための情報)を表す箇所もあるそうなので>
そうなんです。でも最後は運みたいなものなので。
ちなみに僕のレコード仲間は「10枚買えば1枚くらい当たるよ」と言ってます)(^^;)


715.もしかして?

name: Favart - 2004年02月20日 22時06分05秒

私のLXT2941(ブリテン/セレナード)はA面が ARL-2017-1A、B面が ARL-2018-2Aでした。サンプル盤(初版のはじめにプレスして関係者に配ることが多い)なので末尾が1A、2Aとなっているようです。もしかしてこれは初出の初版?
ところで夢中人さまのはAPRと私のARLの違いは何でしょうか。ちなみに手持ちのLXT2000番台とLXT5000番台はすべてARLでした。
LXTは内溝と外溝があります。私のは外溝です。夢中人さまのもたぶん同じでしょうからどちらが古いかは分からないでしょう。

房の助さん
「現在は33CXを2枚所有しているのですが、納得の行く音をしておりません。
一応納得のいくまで探すことになるでしょう(^^;)」
モノラルLPの再生はかなり難しいようです。プレーヤーの方で改善できるかもしれませんよ。モノラル専用カートリッジと針を使用し針圧を重めにかけると良いようです。ちなみに私はSONOVOX(残念ながら生産終了)なのでモノラルLPは5gにしています。

すみません!つい最近老眼を自覚した夢中人です。セレナードのマトリックス番号は ARL-2017-1LとARL-2018-1Lでした。お詫びして訂正します。他サイトで勉強させてもらったのですがDeccaのマトリックス番号の末尾「1L」は「マスターテープからラッカー盤へのカットが1回目、マスタリング・エンジニアのイニシャルがL」を表すそうです。ほかにもメタル・マザーやスタンパーの番号(いわゆる初回プレスや初期盤を特定するための情報)を表す箇所もあるそうなのですが素人の私には難しいですね。Favartさんの書かれた内溝・外溝という言葉も初見なんです。

714.マトリックス番号

name: 夢中人 - 2004年02月20日 0時27分26秒

KさんのようにLP盤の両面を確認しました。

33CX1140(ブレイン&カラヤン/モーツァルト)はA面が XAX 464-7N、B面が XAX 465-4N。33CX1174(パウル・クレツキ/真夏の夜の夢)はA面が XAX 534-6N、B面が XAX 535-4N。このほか両方1なのが 33SX1034(サヴァリッシュ/ドヴォルザーク8番)はA面が XAX 594-1N、B面が XAX 595-1N。Deccaの LXT2941(ブリテン/セレナード)で表紙が色違い(黄色と小豆色)はいずれもA面が APR-2017-1L、B面が APR-2018-1Lでした。

以前レコード芸術に連載されていた菅 一&マイケル・グレイ制作による「サー・トーマス・ビーチャム=ディスコグラフィ」にはマトリックス番号も記載されていました。断片的な説明もあってマトリックス番号とは母型帳簿に記載された原盤の番号で市販用の盤面に刻印される。そのサフィックス(接尾語)はテイク番号を示している(例えば WAX464-7N はテイク7、WAX465-4N はテイク4)と理解していました。

でもそうだとするとKさんの33CX1140はテイク10と11ということになってしまうので妙ですね。またディスコグラフィーのマトリックス番号の記載は1952年頃で終わっているので、これはテープ録音になったからなのかな、などと思ったりしました。


713.ホフナング音楽祭

name: goshikinuma - 2004年02月19日 22時14分38秒

こんばんわ 房の助さんもかなりのマニアのようですね。
私のサイトにブレインをアップしていますが、ようやくホフナングの
水撒きホース協奏曲のLPを出しました。どうもLPは陰の存在の為
レコードBOXは部屋の隅っこや倉庫の中になってしまいますので、
出すのが大変でした。ちなみに3集ともLPはあります。CDも持って
いますし、1988年のホフナング音楽祭もしっかり持っています。
 冗談が好きで、冗談音楽も好きですから、昨年復活した山本直純も
当然ながら、LPではスパイク・ジョーンズ、P・D・Q・バッハも
しっかり持っています。
 それにしても、ブレインの演奏は凄いですね。私もよくホースで音を
出しましたが、音階は難しいです。むしろマウスピースで音を出す方が
楽でした。


712.ありがとうございます。

name: 房の助 - 2004年02月19日 19時31分34秒

みなさま 初めての書き込みにもかかわらず返答ありがとうございます。


夢中人様がおっしゃってるようにランオフの刻印のサフィックスのことです。
本の第○版というようにもちろん1が一番若いのですが、カッティングに失敗すると
廃棄し、次の番号になるので、市場にでまわるのは1が一番若いとは限りません。

夢中人様
4Nとは僕が今まで見聞きしてきた中で一番若い番号です。
今までは7〜11というのしか見聞きしたことはありません。
厚手盤があったのですね。それだけでも探すヒントになります。


Favart 様

昔、フランスパテ経由のリファレンスシリーズでCDが出たころ
レコ芸で「このCDは盤おこしある云々」と書かれていたのが今までトラウマになり(多分88年前後)
以来、英オリジナルプレスがほしいと思うようになりました。

現在は33CXを2枚所有しているのですが、納得の行く音をしておりません。
一応納得のいくまで探すことになるでしょう(^^;)
おっしゃるように売れたレコードらしいので探すのは困難かもしれませんね。

僕がブレインを知ったのは松本零士のレコパルコミックです。今も大事に持っています。

K 様

上にも書きましたが、1が一番若いのですが、市場にあるかどうかは所有者同士の情報交換しか
知る手立てがありません。

ただ、若い番号ほど音がよいのは事実です。
たまたまブルーノワルター/ウィーンPoの大地の歌を数枚もっていますが、
1は圧倒的に音がよいです。


皆様情報ありがとうございます。自分でも何かわかりましたらお知らせにまいります。


711.33CX

name: K - 2004年02月19日 1時41分50秒
url: http://www.karajan.info/

こんばんは、お久しぶりです。
33CXな話題なので私も。

私もこの番号の盤が好きで、カラヤンのものは全部集めてやろうと思っています。
いま手許にあるのは20枚くらいでしょうか。
レーベルではなく、盤面のマトリックス番号の-以下まで興味の対象になるとは正直知りませんでした。
早速私のブレイン/カラヤンのモーツァルト(33CX1140)を見てみましたが、A面が-10Nでした。
で、念のためB面を見たところ、-11Nとなっています。
「この順番だと最初は0から始まるのかしら」と思い、うちにある33CXを片っ端から見てみたところ、A面とB面で全然数字が違うのですね。
A面4N、B面10Nとかがほとんどです。
『ワグナー序曲集』(33CX1496)はA面が1N、B面が4N、『オペラ間奏曲集』(33CX1265)にいたってはA面が2N、B面が1Nです。
両面とも1なのは、ただ1枚、純粋な33CXではなく、独盤ですが、ライマーの協奏曲集がありました(33WCX1508/この録音はドイツのみでの発売のため、33CXは存在しません)。
ライマーのみ、ジャケットは見開きペラペラ仕様、盤は他とは比べものにならないほど分厚いですが、これが1のせいかそれとも独盤の仕様なのかは知りません。
以上、お役に立たないばかりか、むしろ混乱させているような気もしますが、私の手許にある盤についての報告でした。

ちなみにモーツァルトの協奏曲集、私が持っている盤はLPを直接包む紙に、手書き風のイラストで世界の有名ホール/劇場やレコーディング風景、歌手/指揮者などの写真と名前がずらりと印刷してあり、見ていて楽しいです。


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