憧れのデニス・ブレイン

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610.マシューズ&ブレインの写真、Arabel、Vescovo

name: Favart - 2003年10月25日 23時39分13秒

夢中人様、参考書の写真をありがとうございました。「奇跡のホルン」P129の写真はとてもいい雰囲気で私も気に入っています。この本のP123にマシューズとブレインの写真がありますが、この写真はトリミングされた写真なのをご存知ですか。最近トリミングなしと思われる写真を英EMIの記念レコード(非売品、「レコード○○周年」とか)で見つけました。人物が小さく録音会場の雰囲気が感じられます。
円号さま。Arabelのヨットの写真が1970年頃とすると私がサイン会で見かけたのと同じ頃なので高校生くらいの感じでしょうか。
円号さまと以前Vescovoのレコードのことをお話ししましたが、こんなLPレコードもありました。(実はテヴェHPのKAZUさまに教えてもらったのですが、最近私も手に入れました。)
「COR Et PIANO」VESCOVO-HUBEAU(仏ERATO STU 71286、1979年4月録音)
CHABRIER/LARGHETTO,SAINT=SAENS/ROMANCE,ROSSINI/PRELUDE,THEME ET VARIATIONS,DUKAS/VILLANELLE,SCHMITT/LIED ET SCHERZO,POULENC/ELEGIE
*CHABRIER/LARGHETTOはホルンとピアノの演奏です。

Favartさま、トリミングなしの写真はみたことがありません(;_;)。フィルハーモニア管弦楽団の50周年記念誌にも同じ写真が載っていてやや広角な程度でした。TestamentのCD解説書の写真ではピアノを弾くマシューズをラウー・ホルンを脇に抱えたブレインがニコニコ顔で見ています。録音会場はアビー・ロード・スタジオNo.3とありました。

ところでベニアミーノ・ジーリの「寝てはならぬ」〜プッチーニ/トゥーランドッド(EMI 5 66809 2、P1998)は1949年のテープ録音で音がとても良いです。ブレインがとても大きな音を出して盛り上げるので感動して何度も繰り返して聴いてしまいました。ホルンはベルが後ろを向いているので余程頑張って吹かないとモコモコしてあまり目立ちません。その点特に若い頃のブレインの音はよく前に出てくるので大好きです。 夢中人

609.写真集

name: 夢中人 - 2003年10月24日 22時21分04秒

デニス・ブレインに関する本をフォト・アルバムにしました。

私の写真のお気に入りはペティット/山田さんの「奇跡のホルン」P129の1945年9月8日「デニスとイヴォンヌの結婚式」。新郎新婦も兄レナードとオードリー・ブレイン夫妻もとても幸せそうです。

ペティットのもう1冊「フィルハーモニア管弦楽団(PO)」では1952年、トスカニーニのブラームス演奏会と1954年8月22日、フルトヴェングラーの第九演奏会の舞台写真が面白いです。

トスカニーニのときのPOはトランペットとトロンボーンを舞台右端、チェロ・コントラバスを左端に配置しホルンはひな段の最上段で1番のブレインが(客席から見て)右端に座りました。フルトヴェングラーのときは現在のN響と同じようですがブレインは逆にセクションの左端に座っています。


608.Arabel Karajan

name: 円号 - 2003年10月24日 0時24分21秒

Favart様、皆様。昨日、「89年にサントロペでヨットに乗るカラヤン夫妻」と書いてしまいましたが、これは私の間違え、例の写真集には1982年頃までのカラヤンが載っているので、ヨットを操っているの姿は70年代に撮影されたものと思います。失礼しました。写真集の年表によると、60年にIsabel誕生、64年Arabel誕生とありますので、デッキに座るArabelは10代半ばということになるのでしょう。70年代、まだカラヤンも元気だったのですね。


607.カラヤン&PO、K.297b録音風景

name: 夢中人 - 2003年10月23日 1時02分10秒

4人のソリストたち(ob:サトクリフ、cl:ウォルトン、hr:ブレイン、fg:ジェームズ)は最近ハリー・ブレックの指揮するロンドン・モーツァルト・プレーヤーズと協奏交響曲を演奏していました。同じ作品をカラヤンと演奏して根本的には変わらないけれども緩徐楽章だけカラヤンのテンポは彼らが吹きなれたものより遅い。そこでカラヤンに「恐れ入りますが気持ち速くして頂けませんか」と頼むとカラヤンの返事はいつものように礼儀正しい感じの「わかりました(Certainly)」そのあとホールに戻るとカラヤンは以前と寸分違わないテンポを取りました!

(リチャード・オズボーン、Testament SBT1091ブックレットより)

Favart様、レクイエムの楽器の件ありがとうございました。


606.Arabel Karajan、レクイエムK626(続)

name: Favart - 2003年10月23日 0時08分03秒

円号さま、お久しぶりです。
音楽から少しはずれた話にお付き合いくださり、ありがとうございます。カラヤンの写真集に載っているArabelの印象派いかがですか?1989年の写真は最晩年(7/16没)に撮影されたものですね。Arabelが20代半ばのころと思います。本屋か図書館でカラヤンの写真集を覗いてみたいと思います。
レクイエムK.626は楽器編成が特殊で、残念ながらホルンとフルートそれにクラリネットは含まれていないことを知りました。管楽器はバセット・ホルン、ファゴット、トランペットとのこと。夢中人様の聴かれたレコード(ビーチャム/RPO)のクラリネットはバセット・ホルンでは?ホルンとフルートはオケの響きを明るくする効果があるのかもしれません。
ついでに、この曲はヴィーンのシュトゥパハ伯爵からの作曲依頼により作曲したそうで、1791年2月に夫人をなくしたシュトゥパハ伯爵(音楽愛好家)が自作として奉献するつもりだったそうです。この曲を聴くとモーツァルト自身のためのレクイエムのような気がしてしまい、いつも辛い気持ちになってしまいます。


605.Isabel Karajanの妹

name: 円号 - 2003年10月22日 1時12分31秒

こんばんわ。妹の名前はArabel。1983年、ドイツのポリドール・インターナショナルが出版したKarajan生誕75年を記念する写真集に1967年、1969年に撮影された姉の自転車の後に座るArabel,Anifの自宅でKarajan夫妻、姉と遊ぶ彼女の写真が載っています。また、89年にサントロペでヨットに乗るKarajan夫妻の後のデッキに、すっかり成長した彼女が座っている写真も載っています。ヨーロッパの社交界で、
彼女達はパパラッチの絶好のターゲットになっているという記事を読んだ記憶があります。
また、1977年に学研が出版した「カラヤンの世界」にもヨチヨチ歩きのArabelが母に手を引かれている写真がありました。


604.Isabel Karajan(訂正)&ウォルター・レッグ/カラヤン録音

name: Favart - 2003年10月21日 0時20分54秒

Isabelがお姉さんとのことですので、私が「すっごい美人!」と書いたのはIsabel Karajanではないことになります。妹さんの写真なんてないのでしょうね。
サイン会の時はお姉さんはやや大柄で少し太めのタイプに見えました。妹さんの方は正に「美人あるいは美少女」の範疇でした。(Isabelさん、ごめんなさい。)
ところで、先月の「レコード芸術」(10月号)で井坂ひろし氏が「我が師ウォルター・レッグ(2)」と題してカラヤン/POの録音のことが書いてあり、「・・・この初めてのベートーヴェン交響曲全集を、カラヤンはある意味では後々の録音でも越えることができなかったと言える。」とあり、なるほどと思いました。私は若いときのカラヤンが好きです。ブレインも聞けますし・・・。(BPOではツェラーのflもいいのですが)


603.Isabel Karajan、K297B

name: Favart - 2003年10月19日 22時08分12秒

Kさん、Isabel Karajanの情報をありがとうございました。多分Isabel Karajanが「高校生くらいですっごい美人!」その人であると思います。整った目鼻立ちで今も美人ですね。ちょっといかつい感じもありますが・・・。1977年にはほんとに美少女!でありました。久しぶりにカラヤンのサイン入りレコード(東芝EMI EAC-80354)をながめてみました。新世界交響曲とモルダウがカップリングされていますが、録音は1977年1月2&3日(ベルリン)です。カラヤンにサインをもらったのはその年秋だったと思いますので、1988年11月27日にIsabelが38歳とすると1977年秋には17歳だったことになり丁度計算が合います。
K.297Bの話をもう少し。ニコレ(fl)、バウマン(hrn)/マリナー指揮のCDを聞きました。とても魅力的な曲でモーツァルトの真作に間違いないと思いますが、この録音(1983年)に使用した楽譜はなんとコンピューターでフルートのパートとオーケストラのパートを復元したものとのこと。むしろ、典型的なモーツァルト風に仕上がっているのかもしれません。


602.良かったです

name: K - 2003年10月19日 15時26分44秒

こんにちは、

いくらかでも皆様のお役に立てたようで、ほっとしております。

> 録音の存在もCD化も作曲家の名前さえもすべてが初耳です。

私もこの作曲家を知りませんでした。
しかも「『ふぃびひ』なんて発音しづらいなぁ」なんて他人の苗字にケチまでつける始末です(w。

> BBCのライブラリーかサーストンの身近に人知れず保管されていた録音なのでしょう。

もしBBCが持っているのなら、レジェンド・シリーズで出して欲しかったですね。
SYMPOSIUMの盤は買ったことがないので、音質に期待できるかどうかわかりません。

> 1970年ごろカラヤンが来日した時には銀座の山野楽器でカラヤンに直接サインをもらったことがあります。

ぬを、何とうらやましいお話でしょう。

> その時にカラヤンは娘さんを二人サイン会場に連れてきていましたが下の娘さんは高校生くらいですっごい美人!だったのを覚えています。

現在1人は舞台女優、もう1人はニュース・キャスターだったでしょうか。
最近ではアバドによるカラヤン没後10年追悼演奏会の映像で、最前列に座っているのを観ました。
現在お姉さんの方は↓のような感じです。

http://www.b-trifft.de/gast.phtml?id=83

似てますね。

それでは、今後ともよろしくお願いいたします。


601.フィビヒのブレイン初出録音など

name: Favart - 2003年10月18日 20時02分37秒

Kさん、ありがとうございました。ブレインの専門家が書いた本にもこの録音のことは書かれていません(ペティットやマーシャル)。BBCのライブラリーかサーストンの身近に人知れず保管されていた録音なのでしょう。
1948年2月1日はブレインはアーヴィング/フィルハーモニア管とBridgewater作曲の「Against the Wind」を録音したとのことですが、超人ブレインのことですから、フィビヒの方も同じ日に録音したのかもしれません。
カラヤンとブレインはとても親しくカラヤンのメルセデスをブレインが運転させてもらったりしていたとのこと。昨日から話題になっていたK.297Bもカラヤンの指揮です。(残念ながら私はこの録音はまだ聞いていないのですが。)
1970年ごろカラヤンが来日した時には銀座の山野楽器でカラヤンに直接サインをもらったことがあります。EMIの新世界交響曲の日本発売のころでした。その時にカラヤンは娘さんを二人サイン会場に連れてきていましたが下の娘さんは高校生くらいですっごい美人!だったのを覚えています。肌の色がぬけるように白く、金髪だったと記憶しています。
夢中人さま
フルート入りの協奏交響曲はニコレのをもっていたと思います。明日、物置を探してみたいと思います。
CATOさま
音楽学者は事実や証拠をもとに真偽を判定しているので、軽はずみなことは言えないのでしょう。ホルン協奏曲第1番が最晩年の絶筆だったことも、モーツァルトが使用した楽譜用の紙の詳細な分析から判明したとのことで音楽学者は考古学者のようなものかもしれません。


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