Y 忘れざるルシアン・テーヴェ Z
掲示板(118-127)
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127.楽器変えました2
投稿者:たくみ - 2001年07月08日 9時27分09秒
たくみです。
120にあるとおりピストンを持つことができました。
大山様はじめ大トトロ様、KAZU様に多大なご協力
(ご迷惑)をおかけしてしまったことを
この場を借りて感謝(謝罪)いたします。
ありがとうございました。(ごめんなさい)
ピストンですが、違和感なくとまではいきませんが
数年前に吹かせていただいた時よりも吹きやすく感じました。
所属団体の練習にも持っていきましたが、
以外にも(いや、当然?)他の楽器奏者の方が
あの楽器に興味を示していました。
早く上手に吹けるようになって美しい音色を奏でたいものです。
126.この掲示板には
投稿者:大トトロ - 2001年07月08日 1時30分10秒
・・・確か出てきたことがないのですが、HornML-Jの常連の方で
大阪の枚方オケのホルンの方は、ケノンやセルマー等のフランス
もので統一して「コッペリア」を吹かれたたそうです
実はその中の一人は修理工房KBFの主でして、その店でケノン
(だったかな?)のシングルを吹かせてもらったことがありまして
それも素晴らしかった記憶があります。
#「よっぱちん」でカキコしていますので
見苦しいはご容赦のほど。。。
m(__;)m
125.Re.122
投稿者:大トトロ - 2001年07月08日 0時53分50秒
買えるものなら欲しいのですが、実は昨年末にクルスペを
購入してしまい、メイン楽器(演奏活動用という意味で)
が3台という信じられない事態になってしまいました。
そのため、仮に無理をして購入したところで、他のどれかを
手放さなければならなくなり、どの楽器にもそれぞれ思い入れ
がある故手放せないので、「然るべき人に」渡ったことを
本当に嬉しく思った次第なのです(本当)
私の場合は、フランスものへの「憧れ」はありますが、現実を
考えるとどうしても「クルスペ」になってしまうのです
#できることなもう7〜8年早く情報があればと悔やまれます。
124.夜に冷たく輝く月。
投稿者:大山幸彦 - 2001年07月07日 19時18分04秒
同じ表現を先生は私に使った事があります。デュボアの2楽章でした。そのようなニュアンスで吹け、と。
先生のディスクに興味を持たれている方の話、うれしいですね!ディティールを教えていただければ幸いです。
ブレインの企画成功、祈念しております。
123.ウェーバー名曲集
投稿者:夢中人 - 2001年07月07日 19時03分55秒
今日Mandalaの新譜、ウェーバー名曲集(MNE5020、1961年ステレオ)を聴きました。ジャン・バティスト=マリの指揮パリ音楽院管弦楽団で「舞踏への勧誘」と序曲「魔弾の射手」「オベロン」、ラムルー管弦楽団でクラリネット小協奏曲などいずれもホルンが大活躍します。あのドイツ・ロマン派の神髄のような名旋律をソシエテのコルニスト達がどういう風に吹くか興味津々でした。
ところが意外や意外、「魔弾」の四重奏はヴィブラートを抑えた、一瞬シュターツカペレ・ドレスデンを思わせる、言うならばよく晴れた夜に冷たく輝く月のように冴えわたった音色で聞かせました。
昔、ガンサー・シュラーの『ホルンのテクニック』で「フランスの奏者は、その曲の音楽的様式や内容と無関係にのべつヴィブラートをかけるので退屈だ」というようなことが書かれていたので、それがずっと意識にありましたので考えを新たにしました。
そういえばEMIのカール・シューリヒトによるベートーヴェンの交響曲でも3番ではその楽想に応じて音色を素晴らしく変化させるし、7番のハイトーンにヴィブラートをかけるようなことはないですね。音の量よりも質にとてもこだわった演奏スタイルです。
これらソシエテの知られざる名演奏と同様、デニス・ブレインのウェーバー(「魔弾の射手」はフィルハーモニア、「オベロン」はナショナル交響楽団)もきっと近いうちに復刻されると思います。申し遅れました、大トトロさん、孫弟子さん、KAZUさん、大山さん、Sonoreさん、kobaさん署名(それも皆さんご本名で!他にもいらしたらご免なさい!)大変ありがとうございました。
あ!それから3日ほど前にトンプソン・エディションのホルン・メーリングリストに例のルシアン・テーヴェのリサイタルCDを紹介する投稿をしたMichael
R. Houleという人がいましたので、挨拶メールを送りました。
122.大トトロ様、もしかして、、、
投稿者:大山幸彦 - 2001年07月07日 18時50分00秒
大トトロ様、購入考えていました?
だったらごめんなさい! 一言連絡すればよかったですね。。。
大変失礼しました。
ちなみに、この楽器もたくみさんところにいったのも倫敦のコレクター経由とか。もしかしたらまた出るかもしれません。
いつもネット上で楽器情報、楽しみに拝見してます。
しかし、あの楽器屋さんはなかなか楽しかったです。大阪にはたった2時間の滞在でした。
またいろいろ教えてください!
121.えっ!
投稿者:大トトロ - 2001年07月07日 1時10分23秒
(@@;
でも私が買ったところで、使いこなせないであろうから
然るべき人のもとに渡って良かったと思います
> セルマー
120.楽器かえました
投稿者:大山幸彦 - 2001年07月06日 21時37分47秒
先日大トトロ様が言っていたドルチェ楽器にあったセルマーのピストンは、私が購入させていただきました。情報をくださった大トトロ様、たくみ様、KAZU様、感謝します。おそらくは1960年代も半ばのものという事で状態も非常によく、ひょっとすると後続のテヴェ・モデルと製造時期がかさなっているかも知れません。シリアルも900番台ですから、本当に最後の生産に近かったと思います。
これに伴って93年から使用してきたNO367の今までの楽器はたくみさんの所へ旅立ちました。彼の現在の使用楽器はガンティエモデルのロータリーセルマー(何度もここに登場しているとうり音質がピストンに極めて近い)ですから、違和感なく吹いてくれると思います。
思えば、94年にはもう一本の下降ピストンと共にパイパーズに出たり、20回程の本番にでたりと本当に思い出のある楽器でした。
これからも同好の仲間を増やしたいと思います。現在われわれ仲間うちのセルマーの所有台数は上昇ピストン3、下降ピストン1、細管ロータリー1、中細ロータリー2です。誰か仲間になりたい人、いませんか?
119.koba様。ありがとうございました。
投稿者:大山幸彦 - 2001年07月02日 20時02分53秒
テヴェ先生にかんする貴重な情報ありがとうございました。早速入手を試みてみます。
KAZU氏同様、私もミュール愛好家です。特にイベール、デュボア、ボザ、ボノー、クレストンなどこのあいだカズからいれてもらったのを毎日きいています。
ダマーズは録音のこっていないのでしょうか? ダマーズといえば私、「ヴァカンス」をコルでやったことがありますが大好きな曲です!またいろいろ教えてください
118.フランスコル奏者列伝2 ベルジェス
投稿者:大山幸彦 - 2001年07月02日 19時51分11秒
ミシェル・ベルジェスを初めて聞いたのは60年代に録音されたパリクインテットのプーランクのセクスチュールでした。テヴェ先生そっくりの音(明るくてこくのある)に当時フランスのコルに夢中になりつつあった私は陶然としましたが、もうすこし後になってオペラでの先生の同僚だと知ったのでした。
彼は20年代生まれで、戦後上記のクインテット(ケノンのピストンを使用)とオペラで活動しながら、先生、クルシェやバルボトウと一緒に室内楽を盛んにやってました。時々はソシエテでも吹いていたと推察してます。多分オペラは1−3を吹いていたはずです。(70年代に主席を吹いていたという記述もあり)
典型的なフレンチ・スタイルの奏者でパリクインテットでは、プーランク・ミヨー・イベール・デュレなどの録音を残しています。日本ではベルジェと表記される事が多いのですが、フランスではベルジェスと発音されてます。
特に印象に残っているのが上記プーランク、テヴェ先生の2番を吹いているラモーのパラダン、そしてシューマンのコンチェルトシュテュックでは2番を吹いているのですが、3デュバル、4クルシェと絶妙なアンサンブルを形成し、プルミエのバルボの音色だけが違って聞こえるのが面白い。(バルボはあまりフランスくさくなかったのでむしろ国外で評価されました)
また78録音のオペラのシルヴィアでプルミエのアドネ(テヴェ先生は74に引退)がゲルマニスト的サウンド(彼は当時バウマンについていた。後年明るい音の修正してる)なのに対し3ソロの彼はまだピストン・ヴィヴラートで泣かせてくれます。
50年代後半からのソシエテの3番が比較的パッとしなかったのに対し(B氏ークーテレ(夢中人様発掘の資料によって初期パリ管にいたことが判明))、オペラは彼が吹いてたので(そして2.4はクルシェやトウルニエ、デヴァルドなど!)、テヴェ先生との「濃厚」なアンサンブルはこちらでより多く楽しむ事ができます。
また、ラムルーで吹いていたという情報もありますが未確認。KAZUさん、どうでしたっけ?
前述したフルニエがテヴェ先生の好敵手ならば、彼は名アシスタント兼サブといった感じでしょうか。引退後は南仏に住んでいて、この点もテヴェ先生と同じです。
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