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校庭行進曲のルーツを求めて

1935年の音楽部 明石高校(旧制明石中学校)音楽部は、この曲を80年以上演奏し続けてきました。曲は当初単に「マーチ」と呼ばれていたようですが、いつしか「校庭行進曲」と名付けられ、1947年に合唱用に歌詞が付けられてからは、「若き日の歓び」とも呼ばれています。また冒頭のテーマがド、ソ、ラ、ドであることから、部員たちは親しみを込めて「ドッソ」と呼びます。











 「ドッソ」は、明石市内でのみ演奏されていると思われていましたが、1950年代初めに明石高校音楽部員が神戸市にある星陵高校に転校したのをきっかけに、そこでも盛んに演奏されていたことが最近判りました。年は流れて演奏機会は久しく絶えていましたが、当時の部員からの依頼で楽譜が星陵高校に届けられ、2013年2月、50年ぶりに演奏されました。













1942年の音楽部 この愛すべき行進曲は、1929年に旧制明石中学校に赴任し、音楽部の顧問となった有永正人先生(1905-1966)が、1930年頃、外国のバンド楽譜にあったハ長調とヘ長調のふたつの曲を組み合わせて作ったとされています。あるいはいくつかの歌曲などをつなぎ合わせて作られたという説もあり、具体的に特定されていません。そこで私はデニス・ブレインのサイトを訪れた外国の方々に「校庭行進曲」を聞いてもらい、もし曲のルーツに関するヒントを与えてもらえないかと考えました。

  デニス・ブレインに関係の無い話題で奇妙に思われていると思いますが、一度上のプレーヤーのスタートを押して音楽をお聞き下さい。どなたかお助けいただけますか?この曲と似た旋律をご存知ありませんか?どうか情報をお持ちの方は「憧れのデニス・ブレイン」の管理者で明石高校OB吹奏楽団のメンバーの沖津幸宏()までメールをお願いします。

2013年3月17日






明石高校OB吹奏楽団録音集