| 年 | 月日 | できごと |
|---|---|---|
| 1921 | 5/17 | イギリスの名ホルン奏者オーブリー・ブレインと妻マリオンの次男としてロンドンに生まれる。 |
| 1924 | デニス3歳、ホルンを吹き始める。 | |
| 1928 | リッチモンド・ヒル小学校に入学。 | |
| 1933 | ケンジントンのセント・ポール校に入学。 | |
| 1936 | 11月 | 王立音楽院に入学。ホルンを父オーブリーに学ぶ。 |
| 1938 | 9月 | オルガンをG.D.カニンガムに学ぶ。 |
| 10/6 | クイーンズ・ホールでのブッシュ室内管弦楽団の演奏会でコンサート・デビュー。 曲目はバッハのブランデンブルグ協奏曲第1番、デニスは2番ホルン(1番はオーブリー)。 |
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| 1939 | 2/16 | 初のレコード録音。共演は、オーブリー、レナー弦楽四重奏団。 曲目はモーツァルトのディヴェルティメントニ長調K.334。 |
| 9/26 | 兄レナードとともに召集。イギリス空軍中央音楽隊(RAF)に入隊。 | |
| 10/10 | マイラ・ヘス、ナショナル・ギャラリー・コンサートを開始(1946年4月まで)。 | |
| 1942 | 8月 | ハリー・ブレック率いるロンドン・ウィンド・プレーヤーズに参加。 |
| 1942 | 10月 | シドニー・ビーア率いるナショナル交響楽団に主席で入団。 |
| 1943 | 6/21 | サージェント、ターナー/ハレ管とモーツァルトのホルン協奏曲第4番をコロンビアに録音。 |
| 1943 | 10/15 | ウィグモア・ホールでピアーズ(T)、ゲラー/ボイド・ニール管とブリテンのセレナードを初演。 |
| 1944 | 2/21 | ベートーヴェンのホルン・ソナタをコロンビアに録音。 |
| 5/25 | ブリテンのセレナードをデッカに録音。 | |
| 夏 | 王立音楽院ピアノ科の学生イヴォンヌ・コールズと出会う。 | |
| 11/30 | RAFアメリカ親善訪問に出発。 | |
| 1945 | 6/26 | カール・ハース指揮ロンドン・バロック・アンサンブルに参加。 |
| 7/20 | RAFドイツ親善訪問。(7/28まで) | |
| 1945 | 9/8 | イヴォンヌとハンプシャー州、ピータース・フィールド管区教会で結婚。 ミドルセクス州ヘイズに新居を構える。 |
| 10/27 | フィルハーモニア管弦楽団(PO)、トーマス・ビーチャム指揮、キングズウェイ・ホールで初公演。 | |
| 12/3 | ウィグモア・ホールでマーティアス・シェイベルのホルンと弦楽のためのノットゥルノを初演。 | |
| 1946 | 4月 | RAFドイツ親善訪問。 |
| 1946 | 3/27 | ワルター・ジュスキント/POとモーツァルトのホルン協奏曲第2番をコロンビアに録音。 |
| 4/30 | チェルシー・タウン・ホールでデニス・ブレイン管楽五重奏団、最初の演奏会を行う。 | |
| 9/15 | ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(RPO)、クロイドンのデーヴィス劇場で初公演。 | |
| 10月 | ボイド・ニール管弦楽団の国内演奏旅行に帯同。 | |
| 11月 | ロンドンでディーリアス音楽祭開かれる。 | |
| 1947 | 5/21 | アルチェオ・ガリエラ/POとR.シュトラウスのホルン協奏曲第1番を録音。 |
| 10月 | ロンドンでR.シュトラウス音楽祭開かれる。 | |
| 1948 | 2/28 | 単独でウィーン楽旅に出発。 |
| 3/3 | ウィーンでヨーゼフ・クリップス/ウィーン響とR.シュトラウスのホルン協奏曲第2番を演奏。 | |
| 4/11 | ヘルベルト・フォン・カラヤン、POにデビュー。 | |
| 6/12 | オランダ音楽祭(ハーグ)でエリザベス・ラトイェンズのホルン協奏曲を初演。 | |
| 7月 | グラインドボーン音楽祭に出演。(14-17日) | |
| 8月 | ルツェルン音楽祭でパウル・ザッヒャー/チューリッヒ・コレギウム・ムジクムと協演。(22-23日) | |
| 10月 | バーデン・バーデンで南西ドイツ放送響と共演。 | |
| 12月 | ロイヤリティー問題からRPOを一旦退団。 | |
| 1949 | 5月 | R.シュトラウスのホルン協奏曲第2番をロンドン初演。 |
| 7月 | RPO、エディンバラ音楽祭に出演。(14-16日) | |
| 7/28 | エクス・アン・プロヴァンス音楽祭でモーツァルトのホルン協奏曲第3番を演奏。 | |
| 12/1 | ゴードン・ブライアンのホルン協奏曲をBBC放送で初演。 | |
| 12月 | RPOに復帰。BBC響への入団を辞退。 | |
| 1950 | 4/20 | ベルリンでソロ演奏。 |
| 5/22 | フルトヴェングラー/PO、ロイヤル・アルバート・ホールでR.シュトラウス《四つの最後の歌》初演。 | |
| 6/8 | バーデン・バーデンで南西ドイツ放送響とヒンデミットのホルン協奏曲を初演。 | |
| 9月 | ベルリンで演奏。(17,18日) | |
| 10/7 | RPOアメリカ演奏旅行に出発。12/21帰英。 | |
| 1951 | 1月 | ケルン、ウィーンで演奏。 |
| 2/7 | チェルシー・タウン・ホールでヨゼフ・ハイドンのホルン協奏曲第1番を現代初演。 | |
| 4/19 | ベルリンで演奏。 | |
| 5/8 | ウィグモア・ホールでリディック弦楽合奏団とジェイコブのホルン協奏曲を初演。 | |
| 5/15 | ピーターズフィールド・タウン・ホールでモーリス・ブラワーのホルン小協奏曲を初演。 | |
| 7月 | グラインドボーン音楽祭にてフリッツ・ブッシュの指揮でモーツァルトの《コシ》を演奏。 | |
| 8/12 | ハンプトン・コート植物園でアラン・ローソーンのフルートとホルンのための協奏曲を初演。 | |
| 9/22 | 西ベルリンで演奏。 | |
| 1952 | 3/11 | ヨーク・ボゥエンのオーボエ、ホルンとピアノのためのバラードをBBC放送で初演。 |
| 4月 | アレキサンダー製ホルンによる初レコード録音。デュカのヴィラネルなど。 | |
| 4/20 | ドイツ楽旅。 | |
| 5月 | カラヤン、POを率いヨーロッパ演奏旅行。(12-30日) ミラノでの演奏会の後、「通行止め」のアルプス・ゴトハート峠を車で滑走し、チューリヒに向かう。 |
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| 6/11 | 長男アンソニー・ポール誕生。 | |
| 7/4 | テレビ初出演。 | |
| 9/29 10/1 |
トスカニーニ/PO、ロイヤル・フェスティバル・ホールでブラームスの交響曲全曲演奏。 | |
| 12/8 | ロンドン郊外、ハムステッドに転居。 | |
| 1953 | 3月 | デニス・ブレイン管楽五重奏団、デニス・ブレイン管楽合奏団に改名。 |
| 5月 | ドイツ楽旅。(ベルリン、バーデン・バーデン、ヴィスバーデン) | |
| 5月 | デニス・ブレイン三重奏団を結成。 | |
| 6/2 | エリザベス2世女王陛下戴冠式の特設オーケストラに主席で参加。 | |
| 6/14 | ロンドン・バロック管弦楽団、ロイヤル・フェスティバル・ホールで初演奏会。 | |
| 6/20 | オールドバラ音楽祭に出演。 | |
| 11月 | カラヤンとモーツァルトのホルン協奏曲全曲、管楽器のための協奏交響曲を録音。 引き続いてグーセンスとブリテンのセレナードを再録音。 |
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| 12月 | RPOを退団。 | |
| 1954 | 3/28 | ヴィクトリア・アルバート博物館でレノックス・バークレイのホルン三重奏曲を初演。 |
| 5/6 | ハンブルグ北ドイツ放送でハンス・シュライターのホルンとピアノのためのソナチナを初演。 | |
| 8/22 | ルツェルン国際音楽祭にてフルトヴェングラーの指揮で「第九」を演奏。 | |
| 10/7 | クレンペラーとのヒンデミットのホルン協奏曲の録音セッションから逐電す。 | |
| 12/4 | ノエル・ミュートン・ウッド(pf)の追悼演奏会でブリテンのカンティクル《なお雨は降る》を初演。 | |
| 1955 | 1/28 | ウィグモア・ホールでアラン・ブッシュの新作《秋の詩》、《トレント川の広い流れ》を初演。 |
| 2/1 | BBC講演リサイタルでヒンデミットの4本のホルンのためのソナタをイギリス初演。 | |
| 3/20 | コンウェイ・ホールでピーター・ラシーン・フリッカーのホルン・ソナタを初演。 | |
| 4/20 | ケネス・エセックスのホルン協奏曲をBBC放送で初演。 | |
| 5/12 | ケンブリッジ大学でアーノルド・クックのアリオーソとスケルツォを初演。 | |
| 5/30 | ドイツ楽旅、シュヴェティンゲン音楽祭に出演。 | |
| 6/13 | ハンフリー・サールのホルンと弦楽のための《暁の歌》をBBC放送で初演。 | |
| 6月 | オールドバラ音楽祭に出演。(21-22日) | |
| 7/23 | BBC講演リサイタル「初期のホルン」を放送。番組中でモーツァルトの断章K.98aを現代初演。 | |
| 7/24 | カラヤン/PO、ウィーンにてベートーヴェンの第九を録音開始。(29日まで) | |
| 9/20 | 父オーブリー亡くなる。 | |
| 10月 | 長女サリー誕生。 | |
| 10/22 | PO、カラヤンとアメリカ演奏旅行に出発。(11月19日まで)アラン・シヴィル、PO入団。 | |
| 12/20 | ウィグモア・ホールでマイケル・ティペットの4本のホルンのためのソナタを初演。 | |
| 1956 | 2/22 | デニス・ブレイン三重奏団、スコットランド演奏旅行(3/3まで)。 |
| 3/26 | デニス・ブレイン管楽合奏団、イタリア演奏旅行(4/13まで)。 | |
| 4/18 | デニス・ブレイン室内管弦楽団、ウィグモア・ホールで初演奏会。 | |
| 4/29 | ヴィクトリア・アルバート博物館でアンソニー・ルイスのホルン協奏曲を初演。 | |
| 4/30 | ウィグモア・ホールでデニス・ブレイン管楽合奏団10周年記念演奏会。 ゴードン・ジェイコブへの委嘱作「ピアノと管楽器のための六重奏曲」を初演。 |
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| 5/4 | スイス、チューリッヒでシェックのホルン協奏曲を演奏。 | |
| 6/6 | オランダ音楽祭(アムステルダム)で、ベンジャミン・ブリテンとのリサイタルに出演。 | |
| 6/21 | オールドバラ音楽祭でBBCの放送番組「事の核心」に出演、フリッカーのホルン・ソナタ初演。 | |
| 7/1 | ヨーク・ボゥエンのホルン、弦楽とティンパニのための協奏曲をBBC放送で初演。 | |
| 7/6 | オランダ音楽祭に出演。 | |
| 8/13 | BBCの人気ラジオ番組「無人島レコード」に出演。 | |
| 9/12 | ヴェニスのISCM音楽祭でジャン・フランチェスコ・マリピエロのダイアローグ第4番を初演。 | |
| 9/22 | ウォルフガング・サヴァリッシュ、R.シュトラウスのホルン協奏曲を録音。(23日まで) | |
| 10/7 | スウェーデン放送交響楽団とモーツァルトのホルン協奏曲第2番を演奏。 | |
| 10月 | ブレイン・プーニェ・パリィ三重奏団、ヨークシャーとリンカシャー演奏旅行。 | |
| 11/13 | ホフナング音楽祭にオルガンとゴムホースの独奏者として出演。 | |
| 11/19 | ヒンデミットのホルン協奏曲を作曲者の指揮で録音。 | |
| 12/4 | パリでブラームスのホルン三重奏曲を演奏。 | |
| 12/17 | ヨゼフ・ハイドンの三重唱曲《われを哀れみたまえ》をBBC放送で現代初演。 | |
| 1957 | 3月 | オットー・クレンペラーとブラームスのふたつの交響曲(1、2番)を録音。 |
| 6/22 | BBCの軽音楽祭でアーネスト・トムリンソンのロマンスとロンドを初演。 | |
| 7/17 | チェルトナム音楽祭でマルコム・アーノルドのホルン協奏曲第2番を初演。 | |
| 7/30 | デニス・ブレイン管楽合奏団、ザルツブルグ音楽祭に出演。 | |
| 8/22 8/24 |
デニス・ブレイン管楽合奏団、エディンバラ音楽祭に出演。 | |
| 8/29 | エディンバラ音楽祭で31日までPOのコンサートに出演。 | |
| 9/1 | 未明、ロンドン近郊、ハットフィールドで自ら運転する車で事故死。享年36歳。 |
Last updated 2024/10/06